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予防歯科 |

抜歯の予防 |

矯正での便宜抜歯を予防するための予防矯正 |
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矯正歯科治療では、歯並びを整えるために歯を抜くことがあります。
なぜ矯正歯科治療で抜歯をするケースが多いのでしょうか。
それは、歯並びが悪くなってしまった原因として、顎が小さいために、
歯が並びきらないケースが多いためです。このようなケースでは、
歯をきれいに並べるスペースを確保するために抜歯が必要なのです。
でも本当は小さい顎にあわせて歯をぬくことは、理にかなっていません。
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成長が残っているうちであれば、小さい顎を側方や前後に平均的な大きさまで
ひろげることが可能です。そして早く治療をすることは、不正咬合の予防につながります。
抜歯をする可能性も非常に小さくなりますし、
人によってはひろげただけできれいに並んでしまいます。
抜歯を避けたいと希望される方は、早めにご相談ください。
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予防矯正 |
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>> 子供の矯正歯科はこちら
では成長が終わった成人では抜歯しなくてはいけないのでしょうか?
しかし、健康なまだ使える歯を抜くことに抵抗があるという方や、
抜歯は痛いので避けたいと希望される方はたくさんいます。
当院では、アンカーインプラントを使用したり、
手術(コルチコトミー)を併用することにより抜歯をおこなう可能性を小さくできます。
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虫歯の予防 |
虫歯ができるのは? |
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砂糖の入った食物を口に入れると、虫歯菌
(ミュータンス連鎖球菌など)が砂糖からグルカンという物質を
合成し、歯に強固にくっつきます。
歯にくっついた虫歯菌は、砂糖などの糖類を利用して
酸を作り出します。
これはとてもスピードが速く、1〜2分でプラーク(歯垢)中の
酸の濃度が高くなります。
歯面のエナメル質とプラークの間ではカルシウムイオンが
行き来していますが、酸性になるとこのバランスが崩れて
カルシウムは急速にプラーク(歯垢)と唾液中に流れ出します。
プラーク(歯垢)中の酸が、歯の表面のエナメル質を
溶かしていくのがむし歯です。
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虫歯の3大原因 |
むし歯ができるというのは、歯の表面のエナメル質が
脱灰して歯質が崩壊することです。
この脱灰には次の3つの要因が関与します。
1.細菌 ミュータンス菌、ラクトバチルス菌
2.基質 食べ物(おやつ、砂糖など)
3.宿主 歯質、歯列、だ液、フッ素の使用
※これらのすべての要因が存在したときに、
むし歯(う蝕)が発症します。 |
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虫歯の予防 |
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□規則正しい食生活
だらだらと間食をするのはよくないです。
3食なるべく決まった時間に食べるように心がけましょう。
□よく噛んで食べる
よく噛むことにより唾液の分泌と循環を促し
むし歯の予防に繋がります。
□上手なブラッシング(歯磨き)
ブラッシング(歯磨き)の正しい方法を覚えることで
虫歯の予防に繋がります。
□フッ素の利用
フッ素は歯質を強化し、虫歯になりにくい歯をつくることから、
世界各国で、虫歯予防に使われています。
フッ素の利用方法としては、歯科医院や保健所では
フッ素塗布が行われていますが、
一般家庭で簡単に利用するには、フッ素入り歯磨剤を
使うのがよいでしょう。
フッ素を利用することで、虫歯になりにくい強い歯を保てます。
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歯周病の予防 |
歯周病ができるのは? |
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虫歯にならないよう歯を守る事も大切ですが、歯を支えている
周囲の組織が病気では全く意味がありません。
歯周病とは、歯の周囲に付着したプラーク(歯垢)が歯と歯肉の
隙間に入り込み、歯を支えている歯槽骨を溶かしてしまう病気
です。
プラークには非常に多くのバクテリアが含まれていて、
そのバクテリアの出す毒素が歯肉に炎症を起こし、
歯を支えている周囲の組織をじわじわと壊していき、
最後には歯が抜けてしまうのです。
生活習慣病と言われていますが、まさに日本人の45〜55歳の
40%以上が、55〜64歳代の50%以上がこの病気に罹っています。
厚生労働省健康政策局歯科衛生課編:平成17年歯科疾患実態調査報告
中高年で歯を失う一番の原因が歯周病なのです。
また、初期の歯周病はほとんど自覚症状がないため、
気付かない間に悪化させてしまうことが特徴です。
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歯周病の3大原因 |
歯肉に炎症がおきた状態を歯肉炎、歯槽骨などを支えている
組織全体が破壊されてしまう病気を歯周炎といいます。
歯周病には3つの危険因子が主に関与しているといわれています。
1.細菌(歯周病菌)
A.a菌 Actinobacillus actinomycetemcomitans
P.g菌 Porphyromonas gingivalis
P.i 菌 Prevotella intermedia
B.f菌 Bcteroides forsythus
T.d菌 Treponema denticola
2.環境
喫煙/喫煙/ストレス/口腔衛生の不良/プラークの付着量/外傷性咬合(かみ合わせ)/教育/定期的な歯科受診
3.宿主
年齢/人種/遺伝/歯数/糖尿病/ホルモン/歯肉滲出液中の物質/白血球機能
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歯周病の予防 |
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□生活習慣の改善
a) 喫煙
タバコに含まれる様々な有害物質が、歯の周りの組織に
直接ダメージを与えます。
特にニコチンは,末梢血管を収縮させ歯肉の血液循環を悪くします。
ヘビースモーカーだと歯周病に5倍以上なりやすいといわれています。
(NhanesV:Tomasr&Asma、2009)
b)食生活の見直し(食育)
繊維性の多い野菜、ビタミンCの豊富な食物や果物をとり、
栄養のバランスの取れた食事を心がけましょう。
c)ストレスの解消
適度な運動、音楽、香り(アロマ)などストレスマネージメントも大切です。
□よく噛んで食べる(肥満防止)
満腹感は脳が関与しています。よく噛むことにより唾液の分泌量が
増加し、消化・吸収が進み、血糖値が上がりやすくなります。
血糖の上昇は,血糖を下げようとするインスリンの分泌や
ヒスタミンの増加をもたらします。 またよく咬む事による味覚と
食感は、胃腸での消化活動や消火液の分泌を促進し、
体温が上昇します。これらが満腹中枢を刺激し、
食べ過ぎを防ぐのです。
□上手なブラッシング(歯磨き)
ブラッシング(歯磨き)の正しい方法を覚えることで歯周病の
予防に繋がります。
毎日の生活の中できちんと歯を磨くというプラークコントロールを
定着させましょう。
□かかりつけの歯科医院での定期健診と口腔ケア
PMTCは、専用の機械を使って普段のブラッシングでは
落としきれない歯石や汚れを徹底的に清掃・研磨し、
虫歯や歯周病を抑制する、最新の予防法です。
歯に本来のつやが戻り爽快感も アップします。
ホームケアーとプロフェッショナルケアー(PMTC)で
歯周病を予防しましょう。
そのこ矯正歯科ではお相模原市お口の健康診査をおこなっています。
受診券を相模原市コールセンター042-7770-7777にて受取り下さい。
1コイン(500円)です。 |
そのこ矯正歯科での予防システム |
矯正治療の効果にひとつとして虫歯の予防や歯周病の予防がいわれています。
当院ではクリーニングだけの方も歓迎しています。虫歯と歯周病を予防しましょう。
ご自宅でのケア(セルフケア)の役割は、健全で生成して間もないプラーク量的コントロールを担っており、
プラークが古くなるの(成熟する)を防ぐことです。
当院では専門のスタッフがご家庭でのセルフケアの手助けとしてブラッシング(歯磨き)の指導をおこなっております。
お気軽にご相談下さい。
歯科医院でのケア(プロフェッショナルナルケア)の役割は、時間が経過してさらに病原性の増加したバイオフィルムを除去し、セルフケアで対処できるステージに戻すことです。
<セルフケア>と<プロフェッショナルケア>を組み合わせることが、お口の健康につながります。
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8020運動 |
余談ですが、8020運動をご存知ですか?
8020運動とは80歳で20本歯を残そうというものです。
スウェーデンでは既に達成されており、アメリカは2010年達成予定、日本では2040年達成予定と、
かなり遅れをとっています。予防歯科の重要性を日本でももっと普及させる必要があります。
当院では予防歯科に対する意識をもっともっていただけるように、予防歯科に関する情報を配信していきます。
また欧米ではすでに多くの医師によって研究が進められている究極の予防医学とも言われる
エイジングケア(抗加齢)のご紹介もいたします。
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